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Adaptive Analyticsでフロントラインの意思決定者にパワーを取り戻す

このパンデミックで、企業は手に入るすべての情報ソースを新たな方法で活用しようと模索し、データを活用したイノベーションが本格化しています。そして、最も成功した企業は、重要な人々、つまり第一線の意思決定者が関連データにアクセスできるようにすることで、高いレベルの顧客満足度を得ています。これからのアジリティとレジリエンスには、より多くのキーパーソンが、組織の内外から得られる最新の情報に基づいた洞察、ビジネスインテリジェンス(BI)、予測分析、可視化に、より速く、より簡単にアクセスできることが必要だという教訓です。

しかし、問題は残ります。

データ量が飛躍的に増加したことで、情報のサイロ化が進み、新しい優れた業務方法や意思決定の改善が妨げられています。統合が叫ばれているにもかかわらず、企業は、すでに抱えている部門ごとのシステムに加えて、クラウドアプリケーションのサイロ化に直面しています。例えば、金融機関では、サイロ化が急速に進んだことで、リスクとコンプライアンスのモデルを迅速かつ徹底して実施することが難しくなっています。

InterSystems IRIS®の機能を拡張する

そして今、イノベーションとアジリティに対するこれらのブレーキを取り除くためのソリューションが登場しました。当社は、AtScale社と協力して、当社の専門知識と技術を組み合わせ、当社のデータプラットフォーム機能を拡張するソリューションであるInterSystems IRIS® Adaptive Analyticsの開発に成功しました。この優れたデータのプールにより、データの専門家ではない人でも、必要な分析、BI、可視化ツールにセルフサービスでアクセスできるようになりました。

Adaptive Analyticsは、InterSystems IRISの機能に、意思決定者がデータを探索可能にする新機能を組み合わせたものです。これにより、事業に関わる質問に対する答えを提供するためのITへの負担が軽減され、ビジネスとITの間のやりとりに伴う遅延がなくなります。これは、サイロ間のオンデマンド接続の障害を取り除くInterSystems IRISの機能をベースにしており、事業部が必要な情報をその場で得られるようにするものです。

つまり、現場のユーザーが必要なデータに、必要なときに、好きなツールを使って、複雑なバックエンドを介さずにアクセスできるようになるということです。データソースの範囲は、企業、サプライヤー、パートナー、そして外部のデータソースと多岐にわたります。これは、サイロ内のデータ量を管理するのと同様に、サイロ間の効果的で高速な接続性を実現するためのものです。接続性が実現すれば、ネットワーク効果が発揮され、異なるドメイン間のデータアーキテクチャが簡素化されます。

Adaptive Analyticsの利点

InterSystems IRIS と Adaptive Analytics の利点は広範囲に及びます。例えば、金融サービスでは、バラバラのデータシステムが合理的な意思決定を妨げていますが、マネージャーは与信要請に対する正確な判断をより早く、より大きな自律性と自信を持って行うことができます。また、サプライチェーン分野では、サプライヤーや物流の混乱に瞬時に対応し、スケジュールや納期への影響を最小限に抑えることができます。

Adaptive Analyticsは、アナリティクスの民主化を大きく前進させるものであり、補完的な技術を結集して、いまだに多くの組織の足かせとなっている重要なラストマイルの問題を解決します。Adaptive Analyticsは、強力なツールをビジネス・マネージャーに提供し、ビジネスに影響を与えるより良い意思決定を可能にします。

ビジネスインサイトを加速させる情報は、AtScale社とのAdaptive Analyticsに関するディスカッションをお聞きください。

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また、2021年10月26日~29日に開催される「インターシステムズ・バーチャル・サミット2021 #VSummit21」にも是非ご登録ください。

 

スコット・ナウ Scott Gnau
データプラットフォーム担当副社長

データプラットフォーム担当副社長として2019年入社。InterSystems IRIS® データプラットフォームファミリー製品の開発、マネジメント、販売を監督する。

データ管理分野で30年以上の経験をもち、エンタープライズレベルの組織のテクノロジーとデータアーキテクチャに関するイニチアチブの推進を支援してきた。前職はHortonWorks社でCTOを務めた。それ以前は、Teradata社で20年以上の経験をもち、Teradata Labsの社長を含む多くの上級職を歴任した。

ドレクセル大学で電気工学の分野での学士号を取得。

 

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