8月22日～23日に 年次カンファレンスStrategic Health Information Exchange Collaborative (SHIEC)がジョージア州アトランタで開催されます。この会議は、州や地域医療情報交換（HIE）のリーダー、科学技術者、ベンダーが一同に会して、情報交換、学習、協調などを行います。
他には、品質対策、オピオイド危機について、消費者と患者のエンゲージメント、ブロックチェーン、健康の社会的決定要因の利用などがあり、すべてよく聞かれる話題ですが、新しい業界の話題です。州および地域交換は、技術への投資の中で利点を提供しており、こうした技術には、恐らくネットワークの中小規模の組織では金額的に適用が難しく、それゆえに、サービスとしてソリューションを提供しています。異なるコミュニティで、どのように、そうしたソリューションが開発・配備されたのかをお聞きするのを楽しみにしています。
私は、このカンファレンスで、HIE CEOリーダーたちが参加するパネルのモデレーターを務めます。参加者は、インターシステムズの顧客として、それぞれユニークな方々で、独自のガバナンス、集団、地域、ステークホルダーへの価値提供、そしてユースケースを有しています。しかし、各価値の中心は、患者を中心として集約されたデータセットです。このパネル討議では、彼らが医療情報交換と相互運用性について認識するトレンド概要について、彼らに意見交換をいただく機会を提供します。
さらに興味深いのは、この専門家パネリストたちは、米国の地理をカバーしている事です。参加パネリストを以下にご紹介します。
Laura Adams, CEO, Rhode Island Quality Institute
Angie Bass, CEO, Missouri Health Connection
Nick Bonvino, CEO, Greater Houston Healthconnect
Tom Check, CEO, Healthix
Claudia Williams, CEO, Manifest MedEx
それだけではなく、昨今の相互運用性促進の最終的なルールについても議論します。「意味ある使用(Meaningful Use)」プログラムが、CMSによって更新、変更され、負荷が減ったものにリプレースされました。そして、FHIR は HIE エコシステムの中で、大きな役割を果たすことが可能です。HIEの各エグゼクティブは、彼らの組織でのユニークな事とコミュニティに対する彼らの価値を紹介することから議論を始めます。彼らは、InterSystems HealthShare を揃って使用していますが、各 HIE が、コミュニティにとって、大切なユニークなソリューションをそれぞれ見出しています。このカンファレンスの後で、セッションの記録を含め、より詳しく内容を共有させていただくことを楽しみにしております。
HIE は有用であり、可鎮痛剤大量処方による危機におけるよいインパクト、医療における持続性の推進、１医療機関による患者の見過ごしなど、非情に多くの事項をカバーする可能性があります。今年の SHIEC 会議では、こうした事について特に緊急性が高いという感覚があります。それは、私たちが価値に基づくケアを、夢から現実に変換する枢軸に立っているからです。このカンファレンスで、医療を前進させる議論ができるのを非常に楽しみにしています。
リンダ・ロー
インターシステムズ、価値に基づくシステムのシニアアドバイザー。様々な支払いモデル、官公庁、州の医療プログラムなどに、ガイダンスを提供。情報技術、主に医療情報のコンサルティングと運用の分野で、25年以上の経験をもつ。Twitterアカウント@Lynda_Rowe
