日本の母子保健および医療の発展に貢献を続けてきた社会福祉法人恩賜財団母子愛育会 総合母子保健センター愛育病院。
同院は2015年2月、新たな母子医療のニーズに応えるべく、東京・港区南麻布より同区芝浦の地に新築移転を果たした。
新病院では、小児集中治療室や女性専用の人間ドックなどを新設、周産期医療のモデル病院構築を目指す。同院では新築移転と共に医療のIT 化を推進するために病院情報システムの導入を図った。
システムに求めた要件は、拡張性と柔軟性。結果、アナログとデジタルを併用した“ハイブリッド”システムが完成した。
同院の診療の現況と医療 IT 化の現況について、院長の岡井 崇氏、新生児科部長の加部一彦氏にインタビューした。