お知らせ
(2017年7月31日米国発プレスリリース抄訳)
2017年8月2日
リアルタイムにデータへアクセスできないことで、多くの組織が新規ビジネス機会と運営効率改善の障害に直面していることが明らかに
世界の最も大切なアプリケーションを支援しているソフトウェア技術のグローバルリーダーであるインターシステムズコーポレーション(本社:米国マサチューセッツ州ケンブリッジ)は、デジタルエコノミーに影響を及ぼす大容量のデータ管理に関する課題について、新しい調査結果を公表しました。なお、本調査はIT専門調査会社であるIDCの協力を得て対面で行われました。
本調査では、今日のエンタープライズ組織において、信頼性の高いリアルタイムでのデータ分析に対するニーズが高まっていることが明らかになりました。回答者の75%以上が時機を逸したデータによってビジネス機会を喪失していると回答し、27%の回答者が生産性や俊敏性にマイナスの影響があると答えています。また、時機を逸したデータが、運営の効率性を制限していると54%の人が回答しています。
データがどこで滞留しているのかを調査すると、ETL( Extract:抽出、Transfer:変換、Load:ロード)を経由する際にデータの約3分の2が、分析データベースへ送信されるまでに少なくとも5日間経過していることが明らかになりました。CDC(Change Data Capture, リアルタイムデータレプリケーション技術)においては、CDCデータの65%を分析データベースに移行するのに平均で10分かかることがこの調査で判明しました。ライブデータに基づく意思決定は、分析データとトランザクションデータの両方をリアルタイムに運用する能力が求められることから、多くの組織にとっての課題であることが証明されました。
また、組織にとって、全てのデータタイプが重要だと考えていることが分かりました。これは、ビジネスにより直接的なインパクトを与える分析データベースを実現する方法を見つけられずにいることに対する、より大きな警鐘を鳴らしています。事実、オーストラリア、ブラジル、中国、ドイツ、日本、イギリス、米国で調査を実施した502の組織は、リレーショナル、IoTデータ、外部ソースからのストリーミングデータ、グラフ、キーバリュー、ビデオ/オーディオ/画像、オブジェクト、JSONドキュメント、地理空間データの全てが非常に重要であると回答しています。
インターシステムズ副社長であるポール・グラブシャイ(Paul Grabscheid)は次のように述べています。「組織は競合力を高め、イノベーションを加速しようとしています。今回の調査によって、カスタマーエクスペリエンス(顧客体験)、ビジネスの効率性、運営などを改善するには、トランザクション処理とリアルタイムデータの分析を同時に行うことが重要であることが明らかになりました。インターシステムズは、グローバルにわたって組織と直接協業することで、複雑なデータ管理の軽減、重要な意思決定の場でのリアルタイムデータ分析と洞察を可能にし、イノベーションを加速することで、組織全体での結果や成果の改善を推進する支援を行っています」
インターシステムズは、IT専門調査会者IDCとともに、今回の調査に関するオンラインセミナー(Webiner)を8月8日午後1時(米国東部標準時間)に実施します。ご登録は こちら。(注:オンラインセミナーは英語での開催となります)
IDC InfoBrief (インターシステムズ提供)
Choosing a DBMS to Address the Challenges of the Third Platform(2017年5月)
調査レポート(英語)は こちらをご覧ください。
【調査概要】
- 調査名: IDC InfoBrief
- 調査主体: IT専門調査会社 米国IDC
- 実施期間: 2016年10月
- 調査方法: 対面
- 調査体調: 大規模企業から中小規模までの企業・組織
- 調査対象国: 日本、オーストラリア、ブラジル、中国、ドイツ、英国、アメリカ
- 有効回答数: 502件
インターシステムズについて
インターシステムズは、世界で最も大切なアプリケーションを支えるエンジンを提供しています。人々の生命や暮らしにかかわる医療、金融、官公庁、その他の分野で、大切なことを支援する力となっています。インターシステムズは、1978年に設立され、米国マサチューセッツ州ケンブリッジに本社を置く、世界中に拠点をもつ株式非公開企業です。その製品は世界90ヶ国以上の数百万ユーザーによって、日々利用されています。
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