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インターシステムズの医療連携ソリューションが、千葉大学病院が提供する患者中心の医療・介護連携システムSHACHIのシステム間連携・データ分析プラットフォームとして採用

― 多様なシステム間連携と高度な分析機能が実現可能に ―

 

プレスリリース

2017年7月4日

医療情報技術のグローバル・プロバイダーであるインターシステムズジャパン株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役:ジャック・マケラス、以下インターシステムズ)は、同社の医療連携ソリューション「InterSystems HealthShare®(ヘルスシェア)」が、千葉大学医学部附属病院(以下、千葉大学病院)が開発したPHR(パーソナルヘルスレコード)システム(※)「SHACHI(シャチ、Social Health Assist CHIba)」の拡張機能で、システム間連携や高度な分析を行う「SHACHI-Brain(シャチブレイン)」に正式に採用されたことを発表します。

千葉大学病院が開発した患者中心のための医療・介護連携システム「SHACHI」は、医療関連機関での情報共有のほか、患者および個人が、スマートフォンを使って医療や健康などのデータ管理を可能にするシステムで、2016年8月より運用が開始されています。「SHACHI」の機能を拡張する「SHACHI-Brain」は、介護施設や検査機関など異なる施設からのデータを統合し、高度な分析が行えるもので、総務省が推進する「クラウド型EHR高度化事業」の一つとして2017年3月に交付先候補として決定されました。「InterSystems HealthShare」がシステム間連携およびデータ分析プラットフォームとして採用され、開発が進められます。

多くのEHR(医療情報連携基盤)では、医療機関や介護施設で相互に情報閲覧ができなかったり、EHRごとにデータ管理方式が異なるため連携がとれないなどの課題を抱えています。総務省が推進する同事業は、クラウド技術を活用し、双方向かつ標準準拠のデータ連携を実現する高度化EHRの構築を支援し、多種多様な施設が参加できる広域な情報連携基盤や、それに基づく効果的な地域包括ケアを推進するための事業です。

「SHACHI-Brain」は、システム間連携プラットフォームとして「InterSystems HealthShare」を採用することで、現在情報共有されている医療機関だけではなく、より多様なEHR/EMR(電子診療記録)システム、多職種連携システム、衛生検査システム、調剤システムなどとの連携を可能にし、患者視点での高度なEHR/PHRを提供します。さらに「InterSystems HealthShare」が提供するデータ統合、高度なデータ解析および分析機能を利用し、分析情報や患者情報を各種研究、公衆衛生ならびに集団健康管理に活用するほか、個人や患者の診療や健康増進を促す機能(服薬指導、健康指導など)の提供も予定しています。

千葉大学病院 地域医療連携部 部長 教授 藤田伸輔氏のコメント:

「『SHACHI』は、日々の生活記録、健康情報を医療・介護情報とともに一元管理し、ご本人の健康増進に活用いただけます。さらに集積データを匿名化して解析し、国民の健康を増進することを目的としています。しかしながら、各医療機関が保有するデータが標準化に対応していないケースも少なくありません。『InterSystems HealthShare』の採用により、データが標準化されていなくても、標準化に対応したシステムと同様のメリットを享受できるシステムを設計することができました。標準化したデータを間違いなく解析し次の臨床に役立てる、さらに日々の診療データと生活記録を合わせて解析するビッグデータ解析で健康を飛躍的に高める、そんな時代の到来は間もなくだと確信しています。」

「SHACHI-Brain」は2017年11月に本格稼働を予定しています。「SHACHI」は、千葉市、市原市を中心に展開し、順次他の市町村にも参画を呼びかけ、2020年には総人口約630万人の千葉県全域での医療・介護情報連携を目指し、県全域の健康・医療・介護情報を一元的に扱うサービスを提供することで、住民の健康維持・増進に貢献します。さらに、「InterSystems HealthShare」は、IHE、HL7、SS-MIX、DICOM(※2)などの医療情報相互運用のための標準に準拠しており、今後、千葉県以外のさらなる広域の連携にも対応可能です。

なお、2017年7月13日(木)午後3時15分より、東京ビッグサイト(東京・有明)で開催される国際モダンホスピタルショウ2017、プレゼンテーションセミナー(A-8、国際会議棟 605/606)にて、「SHACHI」および「SHACHI-Brain」について、千葉大学医学部附属病院 藤田伸輔氏による講演が行われます。詳細はこちらをご覧ください。

※1:個人が自らの生活の質(QOL=Quality of Life)の維持や向上を目的として、自らの健康に関する情報を収集・保存・活用する仕組み

※2:

  • IHE(Integration the Healthcare Enterprise): 医療情報システムの相互接続性を推進するプロジェクトで、標準規格利用のためのガイドラインを提案
  • HL7(Health Level Seven): 医療情報交換のための標準規約
  • SS-MIX(Standardized Structured Medical Information exchange): 医療情報の交換・共有のための「厚生労働省電子的診療情報交換推進事業」
  • DICOM(Digital Imaging and Communications in Medicine): システムの相互運用性を確保するために使用される標準規格で、医用画像の生成、保存、表示、処理、送信、検索、抽出、印刷および関連データとワークフローの管理を行う

 

■ 「SHACHI」について

千葉大学病院が開発した患者中心のパーソナルヘルスレコード(PHR)で、医療・介護連携システム。2016年8月より稼働が開始。医療関連機関での情報共有の機能に加え、患者がスマートフォンまたはタブレット(現在はAndroidのみ)を利用し、医療機関の診療情報の閲覧や、紹介状、診断書、入院記録の保存、個人のバイタル情報などを入力することが可能です。SHACHIおよびSHACHIの利用については、こちらをご覧ください。

■ インターシステムズ 医療連携ソリューション InterSystems HealthShare®について

InterSystems HealthShareは、医療連携のための医療情報プラットフォームおよびソリューションセットで、グローバルで多くの連携プロジェクトで使用されています。HealthShareは、病院ネットワーク、コミュニティ、地域、あるいは全国レベルで、医療組織が、患者の全データを取得、共有することを可能にします。IHE、HL7(ver2および3)、SS-MIX、DICOMなどの標準に準拠し、相互運用性を維持しながら、情報に基づくアクションが取れるリアルタイム分析を提供します。

インターシステムズについて

インターシステムズは、世界で最も大切なアプリケーションを支えるエンジンを提供しています。人々の生命や暮らしにかかわる医療、金融、官公庁、その他の分野で、大切なことを支援する力となっています。インターシステムズは、1978年に設立され、米国マサチューセッツ州ケンブリッジに本社を置く、世界中に拠点をもつ株式非公開企業です。その製品は世界90ヶ国以上の数百万ユーザーによって、日々利用されています。詳細はこちらをご覧ください。

 

 

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