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インターシステムズとRIQI、Designee Alerts を提供して患者サービスを拡大

お知らせ
(2018年3月2日米国発プレスリリース抄訳)
2018年3月5日

インターシステムズとRIQI、Designee Alerts を提供して患者サービスを拡大

初めての提供された技術により、指定された近親者が医療イベントのアラート受信が可能に

米国マサチューセッツ州ケンブリッジおよびロードアイランド州プロビデンス、2018年3月2日 ― 医療、ビジネス、官公庁向け情報技術プラットフォームのグローバルリーダであるインターシステムズは、本日、医療リーダの非営利協業団体である RIQI(ロードアイランドクオリティインスティテュート)が、Designee Alerts (指定者通知)をロードアイランド州の全ての住民に提供できるようになったことを発表しました。これは、医療代理人あるいは指定者(”Designees”)が、近親者の医療イベントについてのアラートを受信する初めての仕組みで、これによりコミュニケーションを改善し、ケア間の溝や、医療的意思決定プロセスを円滑にすることができます。

ロードアイランド州の全ての病院は、CurrentCare で接続されています。これは、 InterSystems HealthShare プラットフォームを基盤に構築されている RIQI の州全域の医療情報交換(IHE)です。この接続された医療ネットワークにより、RIQI は、共有されている医療従事者向けのアラート機能を活用して、患者が選んだ指定者に電子メールやテキストメッセージを送り、リアルタイムにケア状況を共有することができます。

患者の病状変化を指定者へアラート通知することは、医師と異なる医療機関の間にあるケアの大きな溝の1つとして存在しています。Designee Alerts により、患者の指定者は、転院、入院、退院といった医療イベントが起こると即座に、通知を受信することができます。電子医療記録(EHR)に更新情報が入力されると、すぐに CurrentCare を通して通知が送信され、ケア提供者は患者の新しい医療状況の情報を確実に知ることができます。

例えば、指定者は、オピオイド(麻薬性鎮痛薬)の過剰摂取により患者が病院に行った場合に、アラートを受信することができるでしょうと、RIQI の役員は、Designee Alerts の主要な使用ケースとして述べています。

「こうした患者へのサービス提供は、これまで前例がなかったことです。これは、ロードアイランド州で患者にとって意味のある機会であるだけでなく、全国の患者にとっても大きな可能性を提供しています」と、RIQIの製品戦略および成長担当シニアディレクタ、スコット・ヤング氏は述べています。「Designee Alerts は、コミュニケーションの改善による混乱を軽減し、患者にとっても彼らのコミュニティにとっても、よいインパクトのあるものです。特に、併存症をもつ患者や終末期医療に関わる患者の場合は、こうしたアラートは、彼らの近親者にとっては、大きな変革をもたらすものになる可能性があります。」

2015年に、RIQI は、ONC(米国保険福祉省国家医療IT調整室) の協調的合意プログラムの助成を受け、個人の医療情報への安全なアクセス、ダウンロード、送信が簡単に可能な、標準準拠の交換ツールとサービスを提供しています。CurrentCare for Me が開始され、開始以来5,400人の住民がこれに利用していますが、これだけではなく、ONC の助成とプログラムによって、RIQI は Designee Alerts サービスの開発をすることができました。このサービスにより、個々の患者は、家族または医療提供者を指定して、指定された者は医療記録への共通アクセスが可能となり、また、その患者が、州の急性期病院あるいは救急科(ED)に入院あるいは退院した場合に、リアルタイムでテキストまたは電子メールを受信することができます。

「Advance Interoperable Health Information Exchange Program(先進相互運用性医療情報交換プログラム)の取り組みのいくつかが、医療従事者や患者が、意思決定やケア提供プロセスにおいて、よりよい医療情報の利用を促進するために必要な、基盤づくりに寄与していることを嬉しく思います」と、ONC プログラムおよびエンゲージメント室のアクティングディレクタ、ラリー・ジェサップ氏は述べています。

「医療ITにおける最も重要な成果の1つは、技術が患者の命にいかによい影響を与えるかということです。これは、正に、CurrentCare for Me と Designee Alerts に見られることです」と、インターシステムズ HealthShare 担当副社長 ドン・ウッドロックは述べ得ています。「患者ケア提供という事において、正しい情報を正しい人に正しい時に提供することの重要性を理解しています。Designee Alerts によって、RIQI は、関係者すべてに最も大切であるタイムリなコミュニケーシを提供し、HealthShare がこの革新的な機能を支えていることを誇りに思います。」

RIQI とインターシステムズ は、2018年3月5日から9日に、ネバダ州ラスベガスで開催される HIMSS18 年次カンファレンスに参加し、この協業について詳しく説明を致します。より詳細をお知りになりたい方は、 インターシステムズ ブース #4444 にお立ちより下さい。

インターシステムズについて
インターシステムズは、世界で最も大切なアプリケーションを支えるエンジンを提供しています。人々の生命や暮らしにかかわる医療、金融、官公庁、その他の分野で、大切なことを支援する力となっています。インターシステムズは、1978年に設立され、米国マサチューセッツ州ケンブリッジに本社を置く、世界中に拠点をもつ株式非公開企業です。その製品は世界80ヶ国以上の数百万ユーザーによって、日々利用されています。
詳しくはこちらをご覧ください。 InterSystems.com/jp/

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