統合医療情報システムプロバイダは、新型コロナウイルスのスクリーニング機能を医師に提供し、患者をサポート
米国マサチューセッツ州ケンブリッジ―インターシステムズは、同社の統合医療情報システム TrakCare® に、中国武漢市で発生した新型コロナウイルス（2019-nCoV）感染症のスクリーニングと患者サポート機能を、グローバルで提供開始したことを発表しました。
この機能は、TrakCare の最新バージョンで使用可能で、中国をはじめ、イギリス、アラブ首長国連邦、その他の国々の顧客が、すでに使用を開始しています。
この機能により、医師は、世界保健機関（WHO）のガイダンスに従い、2019-nCoVに感染した患者のスクリーニングを行います。また、米国のジョンホプキンス大学・システムサイエンス・アンド・エンジニアリング・センター（CSSE）が提供する武漢コロナウイルス・グローバルケース追跡アプリケーションに接続し、情報共有が可能です。
スクリーニングが行われたかどうか、およびその結果はアイコンで表示されます。2019-nCoV の治療法は見つかっていませんが、WHO は医療機関に、患者の隔離による他者への感染を防ぐよう助言をしています。新しい TrakCare の最新機能では、医師が取るべきプロシージャを通知します。
「インターシステムズは、世界の医療ニーズを注意深く見守っており、素早く問題に対応することができます」と、インターシステムズ、TrakCare 担当チーフ・メディカル・オフィサーで医師であるハゼム・エル・オラビーは述べています。「当社のユーザーのためにこの機能を素早く開発できたことを、大変誇らしく思います。」
「これは、医療施設や医師の必要に応じて、TrakCare をリアルタイムにアップデートでき、適切な治療に素早く対応し、迅速に展開することができる、よい例だと思います。当社のシステムの最新版をご使用いただいているお客様には、特に、素早い対応が可能です」と、エル・オラビーは続けます。
TrakCare は、現在、中国、アジア・オセアニアの各国をはじめとする世界27ヵ国で使用されています。先日、TrakCare は、アジア・オセアニア地域におけるグローバル電子診療記録で、Best in KLAS を受賞しています。
*TrakCare は、日本での販売はしておりません。
インターシステムズについて
インターシステムズは、世界で最も大切なアプリケーションを支えるエンジンを提供しています。人々の生命や暮らしにかかわる医療、金融、官公庁、その他の分野で、大切なことを支援する力となっています。インターシステムズは、1978年に設立された戦略的テクノロジプロバイダです。米国マサチューセッツ州ケンブリッジに本社を置き、世界中に拠点をもつ株式非公開企業です。その製品は世界80ヶ国以上の数百万ユーザーによって、日々利用されています。
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