相互運用性を強化し、プロバイダーが信頼できるデータ基盤でAIを活用するための協業
ラスベガス - 2025年10月20日- 世界で10億件以上の医療記録を管理する創造的データテクノロジー・プロバイダーであるインターシステムズは、本日、 InterSystems HealthShareと Google Cloudを統合する新しいパートナーシップを発表しました。 HLTHで発表されたこの協業は、生成AIエージェントアプリケーションのための、スケーラブルでリアルタイム、調和されたデータ基盤を提供することを目的としています。
この協業は、医療ITにおける最も差し迫った課題の1つである、断片的で一貫性のないデータに対処するものです。 データの整合化、個人特定の解決、相互運用性におけるインターシステムズの専門知識と、Google Cloudの幅広いAI対応アナリティクス・検索機能群およびセキュアなインフラを組み合わせることで、医療機関は、実績のあるエンタープライズグレードのクラウドプラットフォーム上で、クリーンで統一された実用的なデータにより、AIの可能性を最大限に引き出すことができるようになります。
「AIは医療を変革していますが、信頼性が高く実用的なデータに基づく場合にのみ成功することができます」と、インターシステムズのグローバル・ヘルスケア・ソリューションの責任者であるドン・ウッドロックは述べています。 「HealthShareをGoogle Cloudの包括的なヘルスデータとAIのエコシステムに統合することで、私たちは組織がデータを相互運用し、責任を持って管理できるよう支援します。 」
InterSystems HealthShare は、多様なデータソースに対して、集約、正規化、重複排除、患者 ID ソリューション、用語マッピング、EHR 固有のアクセラレータを提供します。 Google CloudのHealthcare APIに統合されたこれらの機能により、顧客は次のことが可能になります。
スケーラブルなデータ基盤の構築: Google CloudのAI OptimizedインフラストラクチャとBigQueryのパワーを活用し、研究、運用、臨床の意思決定のために、調和されたFHIR対応のデータ基盤を構築し、大規模な分析を実現します。
高度なAIの活用:Google CloudのVertex AIプラットフォーム上で、Geminiモデルファミリーを含む主要な生成AIモデルとエージェントAIモデルを意思決定支援、管理自動化、集団医療イニシアチブに活用します。
相互運用性とセキュリティの向上:Google Cloudの業界をリードするセキュリティとコンプライアンスフレームワークを活用しながら、既存のシステムや標準とのデータ交換を強化し、連携したケアを実現します。
「医療機関は、安全で責任感があり、すぐに役立つAIソリューションの導入を望んでいます。 「インターシステムズは、HealthShare独自のデータキュレーションとGoogle Cloudの高度なデータ処理およびAI/ML機能を組み合わせることで、データ準備を簡素化し、組織が情報の価値を最大限に引き出すことを可能にするプラットフォームを提供します」
このサービスは、BYOL(Bring-your-own-license)モデルを利用してすぐに使用可能になります。北米では2026年第1四半期にGoogle Cloud Marketplace から利用可能になり、その後グローバルに展開される予定です。 詳しくは、 パートナーのウェブサイトをご覧ください。
※ 日本での利用可能時期は、現時点で不明です。
























