2020年12月15日 - 警告: Windows Telnet サービス SSL/TLS 使用 でシステムがハングする
対象バージョン:
Caché と Ensemble 2018.1.4
HealthShare Health Connect (HSAP) 15.032 (Caché/Ensemble 2018.1.4ベース)
InterSystems IRIS と InterSystems IRIS for Health 2020.3
対象プラットフォーム:
Windows プラットフォーム
[発生する問題]
システムが応答不能になる問題が発生します。
[問題の詳細]
SSL/TLS を使用して保護されているWindows Telnetプロセスが応答不能になる問題が見つかりました。これによりシステム全体が応答不能となる可能性があります。この問題は Windows プラットフォームのみで発生します。Telnetサービスはデフォルトで無効となっています。明示的に %Service_Telnet を有効にした場合のみこの問題が発生します。サービスの詳細、および有効になっているかどうかの確認はセキュリティ管理ガイドのサービスの項目をご確認ください。
https://docs.intersystems.com/iris20201/csp/docbookj/DocBook.UI.Page.cls?KEY=GCAS_svcs
[問題の回避方法]
該当するサービス %Service_Telnet を有効にしており、サービスをSSL/TLSで保護している場合は、サービスを無効にすることでこの問題を回避できます。また SSL/TLS で接続しない事でもこの問題が回避できます。
[解決方法]
この問題は修正ID: SOH724 で解決します。この修正は今後リリースされるすべての製品に含まれる予定です。
また、お客様のご要望により、修正を現在お使いの製品に対するパッチとして個別に作成してご提供することが可能です。お使いのシステムに対するパッチが必要な場合は、下記バージョン情報とライセンスキー情報をご確認の上、
インターシステムズカスタマーサポートセンターまでお知らせ下さい。