2019年6月7日 - 警告:システム異常停止後に論理データ整合性が損なわれる可能性
対象バージョン:
Cache および Ensemble 2018.1.2
HealthShare Health Connect (HSAP) 15.032 (コアバージョン 2018.1.2)
InterSystems IRIS Data Platform 2019.1
InterSystems IRIS for Health 2019.1
HealthShare Health Connect 2019.1
対象プラットフォーム: すべて
[発生する問題]
システム異常停止後にアプリケーションレベルのデータ整合性が損なわれる問題が発生する可能性があります。
[問題の詳細]
ジャーナルバッファ内のすべての更新がジャーナルファイルに書き込まれるというジャーナル同期の保証に問題がみつかりました。この問題が発生した場合、エラーメッセージやログの記録が残らないため、問題が発生したことを検出することができません。
ジャーナル同期処理の直後にシステムの異常停止が発生した場合、同期したバッファがジャーナルファイルにコミットされていないことにより、次回開始時の回復処理でシステムに正しく反映されなくなります。異常停止は次の場合に該当します。
* インスタンスを強制停止した
* オペレーティングシステムが停止または強制停止した
[解決方法]
この問題は修正ID: HYY2350 で解決します。この修正は今後リリース予定のすべての製品に含まれる予定です。
また、お客様のご要望により、修正を現在お使いの製品に対するパッチとして個別に作成してご提供することが可能です。お使いのシステムに対するパッチが必要な場合は、下記バージョン情報とライセンスキー情報をご確認の上、
インターシステムズカスタマーサポートセンターまでお知らせ下さい。