2015年11月10日-警告: ODBCで大きなサイズのクエリ結果が不完全になる
対象バージョン: 2015.2.0 と 2015.2.1
対象プラットフォーム: すべて
[発生する問題]
Caché ODBCドライバの問題のためにクエリの結果が不完全になる問題が発生します。
[問題の詳細]
ODBCドライバを使用したクエリ実行で、返される結果列の合計サイズが 4KB を超えた場合、4KB を超えたクエリ結果が切り捨てられ、すべての結果を取得できない問題が発生します。この際、問題が発生したことを示すエラー等は発生しません。
[問題の回避方法]
最新バージョンのODBCドライバが利用可能になるまでは、2015.1以前の古いODBCドライバを使用する事でこの問題を回避できます。Caché ODBC ドライバは下位バージョンおよび上位バージョンへの互換性を持っております。
旧バージョンのODBCドライバは
ftp://ftp.intersystems.com/pub/cache/odbc/からダウンロードできます。
[解決方法]
この問題は修正ID: JCN1662 および JCN1665 で修正されます。これらの修正は今後リリース予定の製品に含まれる予定です。それらのバージョンリリース後に製品またはODBCドライバをアップグレードすることで問題を解決できます。
本件についてご質問等ございましたら
インターシステムズジャパン・カスタマサポートセンターまでお知らせください。