2016年10月13日 – 警告: バックアップとジャーナルからのリストアでデータが欠落する
対象バージョン: 2015.1.0~2015.1.4、2015.2.0~2015.2.4、2016.1.0~2016.1.2
対象プラットフォーム: すべて
[発生する問題]
オンラインバックアップからリストアを行った場合、一部のデータが失われる問題が発生します。
[問題の詳細]
この問題は、ミラーデータベースのバックアップをリストアしてミラーによるキャッチアップを行った場合には発生しません。
オンラインバックアップをリストアし、ジャーナルファイルを適用した場合にのみこの問題が発生する可能性があります。以下すべてに当てはまる場合、一部の更新処理が失われる危険があります。
* 対象バージョンのシステムでオンラインバックアップを実行した
* バックアップ後のジャーナルリストアでデフォルトのオプションを使用した
(バックアップによるジャーナルマーカーをジャーナル適用の開始点とする)
この問題はすべての種類のオンラインバックアップで発生する可能性があります。
(フルバックアップ、差分バックアップ、累積差分バックアップ、”レガシー外部並行バックアップ”)
[問題の回避方法]
バックアップ後のジャーナル適用において、デフォルトのオプションを使用せず、バックアップにより切り替わったジャーナルファイルの先頭から適用を行うようにすることでこの問題を回避できます。
[解決方法]
この問題に対する修正は、修正ID: RJF229 です。修正は今後リリース予定のすべてのバージョンに含まれる予定です。(2016.2は修正済みです)
また、お客様のご要望により、修正を現在お使いの製品に対するパッチとして個別に作成してご提供することが可能です。
お使いのシステムに対するパッチが必要な場合は、下記バージョン情報とライセンスキー情報をご確認の上、
インターシステムズジャパン・カスタマサポートセンターまでお知らせ下さい。