第45回 医療情報学連合大会(第26回 日本医療情報学会学術大会)ランチョンセミナー12 を共催いたします。
第45回 医療情報学連合大会
医療DXがもたらす医療情報新時代
開催概要
会期:2025年11月12日(水)- 12月15日(土)
会場:アクリエ姫路(兵庫県姫路市)
大会長:山下芳範(福井大学)
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インターシステムズ共催 ランチョンセミナー12 概要
日時:2025年11月14日(金)12:30 - 13:30
会場:C会場(2階・小ホール)
座長:竹村 匡正 (兵庫県立大学)
演題:ミドルウェアを活用した働き方改革の推進 ~コスト算定から医療DXまで
演者:土井 俊祐(千葉大学医学部附属病院 病院長企画室/企画情報部)
概要:
一般に、ミドルウエアの導入は医療機関にとってハードルが高く、必要性が理解されていてもコスト面から導入に至らないケースも多いと考える。本セミナーでは、当院における働き方改革を目的としたミドルウエアのスモールスタート事例を紹介する。
当院では昨年、ベンダー変更を伴う電子カルテのリプレースを実施したが、運用開始後に医療行為のコストを正しく算定できない事例が多数発生した。これに対して、最小パッケージのミドルウエアを導入し、電子カルテから医事システムへのコスト連携を可能とすることで課題解決に至った。運用上の課題は残るものの、コストの正確な算定と事務職員の負担軽減を同時に実現できた点は大きな成果である。
ミドルウエアの強みはその汎用性にあり、今後はコスト連携のみならず、データの二次活用や医療DXの基盤としても応用の幅を広げていきたいと考えている。
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