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2019年3月18日 – 警告: ミラーデータベースキャッチアップでのデータ整合性の問題

 

対象バージョン: Cache および Ensemble 2017.2 以降
InterSystems IRIS データプラットフォーム 2018.1 以降

対象プラットフォーム: すべて

[発生する問題]
ミラーリングにおいてミラーデータベース間の不整合が発生します

[問題の詳細]
この問題が発生した場合、キャッチアップするバックアップメンバまたは非同期メンバにて一部のジャーナル更新がミラーデータベースに適用されません。これにより、これらのメンバ上のミラーデータベースがプライマリメンバのデータベースと同期されていない状況が発生します。

この問題は、ミラーメンバがキャッチアップ処理中に異常シャットダウンした場合にのみ発生します。異常シャットダウンは以下の場合に発生します:
* インスタンスを強制停止する
* オペレーティングシステムがシャットダウンまたはクラッシュする
ただし、これらの条件すべてを満たしている場合でもこの問題が実際に発生して不整合を引き起こす可能性は非常に低いものです。

システムが影響を受けたかどうかを判断するには、まずキャッチアップ処理が異常シャットダウンにより中断されたことがあるかどうかを確認します。

1. インストール時以降、または問題発生バージョンにアップグレード以降の
すべての cconsole.log ファイル(CacheおよびEnsemble) または messages.log (InterSystems IRIS) を確認します。

2. 各ログファイル内でキャッチアップ処理の開始を示す “catchup started for” および終了を示す “Mirror Catchup completed for” という文字列を検索します。

この2つのメッセージの間に異常シャットダウンが発生していなければ、そのインスタンスはこの問題の影響を受けていません。異常シャットダウンの記録がこのメッセージの間に含まれる場合、この問題の影響を受けた可能性があります。

キャッチアップ処理の間に異常シャットダウンが発生していた場合、DataCheckユーティリティを使用して、ミラーメンバ間のグローバルデータ不整合を検証します。
ただし、このユーティリティはこの問題が過去に発生しなかったことを保証するものではありません。具体的には、DataCheck により現時点のデータが一致すると報告した場合、システム間でデータは一致していますが、過去にこの問題により不一致が発生しており、その後の更新で不一致が解消された可能性もあります。
DataCheck についての詳細は、データ整合性ガイドの「複数のシステムでのデータ整合性」チャプターをご確認ください。

[解決方法]
この問題は修正ID: JO3114 で解決します。この修正は Cache および Ensemble のバージョン 2018.1.2 以降に、InterSystems IRIS データプラットフォーム 2019.1に含まれます。
また、お客様のご要望により、修正を現在お使いの製品に対するパッチとして個別に作成してご提供することが可能です。
お使いのシステムに対するパッチが必要な場合は、下記バージョン情報とライセンスキー情報をご確認の上、インターシステムズカスタマーサポートセンターまでお知らせ下さい。