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NEHII、1か月足らずでCOVID-19の包括的なビューを構築

3月中旬に、米国ネブラスカ州では他の州とは違った難題を抱えていました。この中部地域の州では、蔓延するコロナウイルスに対処する上で、すべての医療提供者が入院者の数や臨床検査の結果などの医療事象に関するデータを迅速に報告することが必要不可欠となっていました。また、そうした情報は1か所に保管されて初めて本領を発揮することから、その取りまとめ役としてネブラスカ州健康情報イニシアチブ(NEHII)が選ばれました。NEHII は健康に関する情報の交換を目的とした非営利組織で、COVID-19に関して何か動きがあれば NEHII に知らされます。

しかし、NEHII の役割はそれで終わりではありませんでした。

州と NEHII が連携して、患者の症状と検査結果を正確に追跡するための COVID-19 のデータ監視プラットフォームも構築したのです。NEHII は4月に InterSystems HealthShare を活用したダッシュボードを立ち上げました。以前とは一変して、公衆衛生担当者と医療チームが、州全域の病院、診療所、研究所から統合されたデータにアクセスできるようになったのです。

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NEHIIのCEO、Jaime Bland氏は次のように述べています。「パンデミックへの、しっかりと連携の取れた効果的な対策を講じるには、相互運用性のギャップを埋めて、質の高いデータをまとめる必要があります。この新しいデータ監視プログラムでは、HIEが強化され、ナレッジに基づく正確なデータが報告されます。それにより、前例のない対応が必要な時期に、救命のための意思決定と地域の緊急時対策に役立つ情報が提供されます。」

では、この COVID-19 のダッシュボードの仕組みはどうなっているのでしょうか。このツールにより、NEHII は COVID-19 のデータを1つの統合ビューに集約してリンクすることができます。このビューはリアルタイムで動作し、ネブラスカ州の医療機関や検査機関から直接送られてくるデータと緊密に連携しています。ダッシュボードには、入退院の状況や最新のベッドの空き状況に関するデータとともに、COVID-19 からの回復状況、医薬品の供給状況、分子/分母を考慮したバッファが設けられた臨床検査の結果が表示されます。また、NEHII のダッシュボードでは、患者が正確にマッチングされ、動向、ホットスポット、地域への拡散の予測が示されます。

ダッシュボードの開発は3月に始まり、わずか3週間で運用が開始されました。

インターシステムズの医療ソリューション部門長 Don Woodlock は次のように述べています。「これは、このパンデミックを乗り切るために必要なチームワークを示す素晴らしい例であり、迅速な意思決定のために包括的な医療情報が得られることがきわめて有益であることを実証しています。」

統合された医療記録と組み込みのインテリジェンスにより、InterSystems HealthShare は NEHIIにおける COVID-19 のダッシュボードの基盤を提供し、NextGate および KPI Ninja のソリューションと連携して複雑なデータサイロを解消しました。

ネブラスカ州で確認された COVID-19 の患者数が10,000人に迫る中で、医師は検査結果に即座にアクセスして情報を治療に生かすことができました。公衆衛生担当者は、地域レベルのデータを入手して、どのような決定をいつ行うべきか把握することができました。こうした対応は、市民に安心感を与えました。

州上院議員の Sara Howard 氏は次のように述べています。「NEHII の COVID-19 への対処方法は、公衆衛生のデータのギャップを減らすものです。この世界規模のパンデミックが起きているときに、COVID-19 の患者データだけを使って、最終的にネブラスカ州民の健康維持を実現しています。」


この事例は、こちらからもご覧頂けます(英語)-2020年5月29日- HealthShare Connections News Flash No.2: COVID-19 Pandemic newsletter

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