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インターシステムズのデータプラットフォーム製品「InterSystems Caché®」を 基盤にした車両運行管理システムを株式会社富士薬品が本格運用開始

― 車両の常時モニタリングによって安全管理、業務効率化および経費削減に寄与 ―

 

世界の最も大切なアプリケーションを支援するソフトウェア技術を提供するインターシステムズジャパン株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役:ジャック・マケラス、以下インターシステムズ)は、同社の高性能マルチモデルデータプラットフォーム製品「InterSystems Caché®(キャシェ)」が、ITサービス全般を手がける株式会社ビズベース(本社:大阪市淀川区、代表取締役:安井 穂、以下:ビズベース)が開発し、クラウドで提供する車両運行管理サービス「ACO(Analysis of Car Operation)」に採用され、同管理サービスを株式会社富士薬品(本社:埼玉県さいたま市、代表取締役社長 高柳 昌幸、以下:富士薬品)が自社所有の車両を対象に採用し、2017年9月より本格運用が開始されたことを発表します。

車両運行管理サービス「ACO」の概要および主な導入メリット

「ACO」は、車両に通信機能やGPS(全地球測位システム)機能を備えた車載器を搭載して、急ブレーキ、急加速、走行ルート、走行距離、アイドリング情報、燃料消費等のデータを取得し、これらのデータを管理、分析することで、車両の運行安全管理を行うサービスです。車載器が取得したデータは、3G回線から「ACO」サーバに瞬時に転送され、管理者は「ACO」サービス画面より、走行状態のモニタリング、ルートの追跡など、車両毎に正確な運行管理が行えます。レポート機能も備えており、ACOにより様々な車両データを基に車両稼動実績の把握や分析を行うことが可能になるため、ドライバーの安全運転指導、最適ルートの見直しや事故の低減による経費削減や業務効率化などが図れます。

車両運行管理サービス「ACO」に「Caché」が採用された主な理由およびメリットは、以下の通りです。

  • 膨大なデータの処理能力に優れ、刻々送られてくる大量の車両データも、即座に処理できる。
  • 効率のよい運用と拡張性に優れ、1台のサーバで3000台までの車両データを扱える。
  • アプリケーション開発環境が充実。1~3ヵ月という短期間で殆どの「ACO」アプリケーションの開発が完了でき、顧客対応におけるカスタマイズ開発費を抑制。
  • 膨大なデータ量をリアルタイムに管理、分析できる環境を整備できる。
  • IoT時代における、さまざまなデータ形式や通信方式にも対応できる柔軟性を備える。
  • 地図機能が充実、顧客および施設の管理を車両運行管理サービス上で実現し、売上拡大、業務効率アップに寄与できる。

配置薬販売事業、ドラッグストア事業、医療用医薬品開発、医薬品の製造の4事業を柱に展開する富士薬品は、各事業サービスで、約2,500台の車両を所有し、その運用管理と安全性の向上が課題でした。その解決のため、富士薬品は、2017年5月より、保有する300台の車両で「ACO」の試用を開始して検証を行い、2017年9月より本格運用を開始しました。今後、順次運用車両を増やし、同社保有の約2,500台すべての車両の運行管理が「ACO」を通して行われる予定です。

富士薬品 企画管理本部 情報システム部 部長 田村謙二氏は、今回の「ACO」採用について、以下のように述べています。「当社は、配置薬品のお客様である各家庭や企業を訪問するなど、車での移動と配送はビジネスを支える根幹であり、社有車の安全管理を含めたその運行管理は、ビジネスに直結する課題です。『ACO』サービスでは、取得した走行情報がWeb APIから基幹システムに直接入る仕組みがあり、日報作成などの業務効率向上、コスト削減などでの大きな効果が期待できます。何より、急発進・急ハンドルなどが把握でき、さらに異常時にはすぐに通知が来るため、ドライバーの安全性の確保・向上が図れ、運行管理で大きなメリットを享受できます。当社は、安全で最適な社有車の運行と物流を実現することで、今後もよりよいお客様サービスの提供に努めて参ります。」

インターシステムズとビズベースの両社は「Caché」を搭載した車両運行管理サービス「ACO」をレンタカー事業者、配送事業者、建設機械のリース事業者、建設事業者(産業廃棄物運搬、コンクリートミキサー車所有など)、除雪事業者、自治体(道路整備、除雪など)を対象に、拡販をしていきます。

 

富士薬品について

富士薬品は、複合型医薬品企業として、配置薬販売事業、ドラッグストア事業、医療用医薬品開発、医薬品の製造の4事業を柱に事業展開をしています。配置薬販売事業は会社設立時の1954年より展開しており全国に294の営業所を設け、全国約350万軒の家庭に配置薬を届ける全国販売網が構築されています。ドラッグストア事業は、1992年にドラッグストア事業を開始し、全国店舗網の実現を目指してグループ化し、現在では「ドラッグセイムス」を中心に14ブランド、1,279店舗まで拡大しています。医薬品では、富山に先進の2工場を持ち、自社での医薬品の研究開発・製造の他、受託開発も行っています。詳しくはこちらをご覧ください。

http://www.fujiyakuhin.co.jp/

ビズベースについて

ビズベースは、ITコンサルティング、システム開発、およびシステム運用のアウトソースまで、総合ITサービスを提供する企業です。また、地図コンテンツの販売、車両運行管理「ACO」の開発・運用を行っています。ビズベースは、経営の迅速化と効率化、そして顧客視点の戦略が求められている時代、高度な情報技術を基盤とする最善のサービスと顧客ニーズにマッチする最適のソリューションの提供により、お客さまの問題解決を支援します。

詳しくはこちらをご覧ください。 http://www.bizbase.co.jp/

「ACO」についての詳細は、こちらをご覧ください。https://www.aco-iot.com/

インターシステムズについて

インターシステムズは、世界で最も大切なアプリケーションを支えるエンジンを提供しています。人々の生命や暮らしにかかわる医療、金融、官公庁、その他の分野で、大切なことを支援する力となっています。インターシステムズは、1978年に設立され、米国マサチューセッツ州ケンブリッジに本社を置く、世界中に拠点をもつ株式非公開企業です。その製品は世界90ヶ国以上の数百万ユーザーによって、日々利用されています。

詳しくはこちらをご覧ください。

InterSystems.com/jp

 

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