「デジタルトランスフォーメーション（DX）」という言葉が、ビジネスやテクノロジーの用語として登場して、約10年が経ちます。DX イニチアチブは、新規顧客の開拓、売上の増大、顧客満足の向上、組織力の強化、利益向上努力の鍵となるものです。
こうした努力や投資に関わらず、今日76%の組織が “DX デッドロック”に陥っており、デジタルトランスフォーメーション—アナリスト企業IDCによると、新規ビジネスモデル、サービスによる市場の変革―を高いレベルで成功裏に達成しているのは、ほんの17%に過ぎません。
IDC は、DX を「ビジネスおよび顧客体験同様、デジタル、フィジカルを合わせたビジネスモデル、製品、サービスを革新するためにデジタルコンピテンシーを活用して、破壊的な市場の変化に適用する組織による継続的なプロセス」と定義しています。
IDC によれば、データは、すべての成功した DX イニチアチブの心臓部には、データが存在し、価値の抽出と開発、情報活用のために注力した手法を要求しています。デジタル的に変革した組織は、単にプロセスを自動化し、アジリティを改善したのではありません。データと情報を高価値な資産、そして組込みインテリジェンスとして、彼らの中心となるビジネスプロセスに組み込むよう扱っています。これは、コード、アルゴリズム、人工知能（AI）、機械学習、データを統合するものです。
賛成します。私たちは DX の始めの1歩を「インテリジェントインテグレーション」と呼んでいます。データの収集、統合、変革、正規化で、これが何と言っても重要だと考えます。事実、こうしたインテグレーションを行わない、あるいは、おざなりにすると、全体として DXイニチアチブの失敗リスクが高まります。
正確に実行したインテリジェントインテグレーションは、より早くより優れた導入、よりアジャイルなプロセス、そして、AI や機械学習による新しくより賢いプロセスへの扉を開くものです。
しかし、全てはクリーンデータがあって始められるものです。正しいステップを踏むことで、DX デッドロックを回避できるのです。
さらに詳しくお知りになりたい方は、12月12日、米国東部時間 午後1時からお行われる、IDC グループ 分析および情報管理担当 副社長ダン・ベセット氏による Web セミナーにご参加ください。成功を収めた組織が、DX に向けた組織と技術の壁を、いかに乗り越えたのかについて、説明いただきます。IDCの成功に向けた戦略的ロードマップの背後にある教義、データ駆動型プラットフォームが、今後3-5年で DX イニチアチブを成功させる心臓部だと IDC は確信しています。
この Web セミナーの詳細なプログラム内容、参加登録カレンダーのダウンロード、参加情報へのリンクはこちらです。この意味あるセッションへのご参加をお待ちしています。
Joe Lichtenberg
インターシステムズの製品および業界別のマーケティング担当。様々なデータ管理、分析、クラウド・コンピューティングテクノロジ・プロバイダでの豊富な経験をもつ。
